Zoho CRMでPOP3の設定をすると、顧客とやり取りしたメールをGoogle AppsとZoho CRM間で同期できます。Zoho CRMで、Google Appsのメール設定を行う際、利用するメールアドレスとパスワードの設定を行ってください。メール設定が完了すると、見込み客や連絡先のページから、やり取りしたメールを閲覧できます。
特長
- 顧客情報とメールのやり取りをZoho CRM内に集約できます
- 顧客とやり取りしたメールを、Zoho CRMのデータ(見込み客、連絡先、商談)と関連付けられます。
- Zoho CRM内に取り込んだメールは、他のユーザーと共有することも可能です。
- Zoho CRMとGmail(Google AppsG)から同時にメールの送受信を行えます。
主な機能
- Zoho CRMにメールタブを追加できます
- Zoho CRMの画面からメールを送受信できます
- 同僚と顧客メールを共有できます
- メールの履歴(スレッド)をツリー形式で表示できます
- Google Appsから送受信したメールをZoho CRMと連携させられます。
利用制限
当機能を利用するには、ユーザーのZoho メールオプション(料金:4,320円/ユーザー/年)が有効になっている必要があります。
1.Zoho CRMとGmailを連携させる
Google Appsのユーザーの設定:
IT管理者がユーザーのZoho メールオプションを有効化した後、ユーザーの側でメール設定を行う必要があります。
- ステップ1:Zoho CRMのアカウントでGmailを設定してください
- ステップ2:Zoho メールオプション設定を行なってください
ステップ1:Zoho CRMのアカウントでGmailを設定するには、以下の手順をおこなってください:
- Google Appsにサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定 > Apps & オプション > Google Apps > メールをクリックしてください。
- Gmailの設定ページで、Google Appsのパスワードを入力してください。
- 設定をクリックしてください。
Zoho CRMに、Gmailのアカウントが設定されます。これで、見込み客や連絡先にGmailアカウントからメールを送信できます。
メールオプションの設定
Zoho メールオプションを設定する際に、顧客メールを他のユーザーと共有(公開)するか、Zoho CRMアカウントで個人用(非公開)にするか選択できます。
| 自分だけで利用(共有しない) |
自分が所属する組織に共有(顧客単位で共有/すべて共有) |
| 他のユーザーは、あなたの顧客メールを閲覧できません。 |
他のユーザーは、あなたの顧客メールを閲覧できます。 |
| CEOや上層部は、このオプションを使用して、顧客との機密を守れます。 |
また、営業担当者とマネージャーの間で、顧客との日々のやりとりを共有できます。顧客との具体的なやり取りを各自が把握することで、より的確な判断を行えます。 |
| 何ができますか? |
| 公開されている他人のメールを閲覧できます。 |
公開されている他人のメールを閲覧できます。 |
| 他人のメールに返信できます。 |
他人のメールに返信できます。 |
| 他のユーザーは、あなたがZoho CRMから送信したメールを閲覧できません。 |
他のユーザーは、あなたがZoho CRMから送信したメールを閲覧できます。 |
| 他のユーザーは、あなたが受信したメールを閲覧できません。 |
他のユーザーは、あなたが受信したメールを閲覧できます。 |
| |
初期設定で公開されていない理由
顧客とメールでやり取りする際に発生するプライバシーを保護するため、初期設定での公開を行なっていません。
たとえば、最近あなたの組織で営業マネージャーになったジョンが、CRMの連絡先としてCEOのメールアドレスを追加したとします。この時、別の営業マネージャーであるアダムは、即座に二人のやり取りを閲覧できるわけではありません。
|
ステップ2:メールの公開/非公開を設定するには
メールを非公開にするには、以下の手順を行ってください:
- Google Appsにサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定 > Apps & オプション > Zohoサービス > Zoho メールをクリックしてください。
- Zoho メールオプションのページで、メールを共有しないという選択肢を選んでください。
- Zoho CRM内で設定するメールアカウントを選択してください。
- 保存をクリックしてください。

メールを公開するには、以下の手順を行なってください:
- Google Appsにサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定 > Apps & オプション > Zohoサービス > Zoho メールをクリックしてください。
-
Zoho メールオプションのページで、以下を行います:
- 共有メールのオプションを選択します。
- Zoho CRM内で設定するメールアカウントを選択してください。
- Google Appsのパスワードを入力してください。
- 保存をクリックしてください。

管理者の設定
Zoho メールオプションを設定する際、Google Appsのドメイン管理者が行う操作は以下のとおりです:
- ステップ1:Zoho メールオプションの購入
- ステップ2:ユーザーのZoho メールオプションを有効化する
- ステップ3:ユーザーの権限設定でメールタブを有効化する
- ステップ4:タブ設定でメールタブを表示する
- ステップ5:見込み客、連絡先、商談の詳細ページでメールの一覧を表示する
ステップ1:Zoho メールオプションを購入するには、以下の手順を行なってください:
- Google Appsにサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、プランの変更をクリックしてください。
- ライセンスの管理ページで、ライセンスの管理をクリックしてください。
- 購入ページで、追加するZoho メールユーザー数 ($ 3 /ユーザー/月)をクリックしてください。
- 完了をクリックしてください。
- クレジットカード情報のページで、決済処理を行なってください。
決済が完了すると、ユーザーのZoho メールオプションを有効化できます。
ステップ2:ユーザーのZoho メールオプションを有効化するには、以下の手順を行なってください:
- Zoho CRMにGoogle Appsの管理者ユーザーのアカウントでサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定> ライセンス > ユーザーの有効化をクリックしてください。
- ユーザーの有効化ページで、編集をクリックしてください。次に、必要なユーザーに対してZoho メールのチェックを入れてください。
- 保存をクリックしてください。

ステップ3:ユーザーの権限設定でメールタブを有効化するには、以下の手順を行なってください:
- Zoho CRMにGoogle Appsの管理者ユーザーのアカウントでサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定 > ユーザーと権限 > 権限設定をクリックしてください。
- 権限設定のページで、権限を編集してください(例:標準、管理者)。
- タブレベルの権限ページで、表示中のタブという列の中からメールという項目にチェックをいれてください。
- 保存をクリックしてください。
以下の表では、ユーザーに対してメールタブを有効にした場合の説明をしています:
| Zoho メールオプション |
メールタブの権限 |
結果 |
有効
|
有効
|
メールタブはユーザーに表示されます。
|
有効
|
無効
|
メールタブはユーザーに表示されません。
|
無効
|
有効
|
メールタブはユーザーに表示されません。 |
無効
|
無効
|
メールタブはユーザーに表示されません。 |
権限設定の詳細については、権限の管理をご参照ください。
ステップ4:タブ設定でメールタブを表示するには、以下の手順を行なってください:
- Zoho CRMにGoogle Appsの管理者ユーザーのアカウントでサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で設定 > カスタマイズ > タブ > タブの並べ替えをクリックしてください。

- タブの並べ替えページで、メールという項目を選択したタブリストに追加してください。
- 保存をクリックしてください。
ステップ5:見込み客、連絡先、商談の詳細ページでメールの一覧を表示するには、以下の点順を行ってください:
- Zoho CRMにGoogle Appsの管理者ユーザーのアカウントでサインインしてください。
- Google Apps ダッシュボードで、いずれかのGoogleのサービスを選択してください。
- Googleのメニュー(ユニバーサルナビゲーション)からZoho CRMを選択してください。
- Zoho CRMの画面で、設定 > カスタマイズ > レイアウト > リードをクリックしてください。
- 見込み客:表示項目のページで、メールという項目が見込み客情報に含まれるようにしてください。
- 保存をクリックしてください。
連絡先と商談のページについても、同様の手順を行なってください。
メモ:
Zoho メールオプションが有効にされていないとユーザーは以下の操作を行えません:
- Zoho メールオプションの設定
- GmailとZoho CRMの連携
- Zoho CRM内でのメールタブ閲覧
- 見込み客/連絡先ページでのメール共有(ドロップダウンリストから、メールを送信したユーザーを選択できます)
- Zoho CRM内でのGmail閲覧(また、その逆)
- 返信および全員に返信のオプションの表示
2.連絡先へメールを送信する
見込み客、連絡先または商談のタブからメールを送信する
- 見込み客/連絡先/商談タブをクリックしてください。
- 各タブのトップページで、特定のデータを選択してください。
- データ詳細ページで、関連リストのメール欄へ移動し、メール送信をクリックしてください。
- メール送信のポップアップ画面で、件名や本文を記入してください(Zoho ドキュメント/Google ドキュメントからの添付や、Cc/BCCの追加も行えます)。
- 送信をクリックしてください。
送信したメールは、関連リストのメール欄に記録されます。また、Gmailの送信済みメールにも保存されます。
メールタブからメールを送信する
- メール > メールの作成をクリックしてください。
他は、通常のメール処理と同じです。メールの作成画面は、他のメールエディターと同様に、編集やフォーマットの機能を備えています。「送信トレイ」を設定している場合、メールは一旦送信トレイに保存され、設定時間(例:5分)が経過した後に送信されます。
Gmailからメールを送信する
簡単な設定により、Gmailのアカウントから送信したメールを、Zoho CRM内で送信済みメールとして表示できます。 この機能を利用するには、以下の手順に従ってGmailのPOPアカウントのフィルター設定を行なってください:
- Zoho メールにサインインしてください。
- 設定 > 個人設定 > フィルタをクリックしてください。
- フィルターの追加をクリックしてください。
-
フィルターのページで、以下の手順を行なってください:
- フィルターの追加をクリックし、フィルター名を入力してください。
- 差出人が自分のGmailアカウントのアドレス(...@gmail.com)となるよう設定してください。

- フォルダーに移動のオプションで、送信済みメールを選択して下さい。
- 保存をクリックしてください。
- フィルターを選択しフィルターの実行をクリックしてください。
3.連絡先からメールを受信する
顧客からのメールをGmailのアカウントで受信したとき、自動的にZoho CRMに取り込めます。Zoho CRMに取り込んだメールは、関連する見込み客/連絡先/商談ページのメール欄に表示されます。この時、商談ページのメール欄には、商談と関連する連絡先からのメールが一覧表示されます。
メモ:
- Zoho メールオプションの設定で「メールを共有する」というオプションを選択した場合、各見込み客、連絡先、商談のデータも共有する必要があります。
- Zoho メールオプションの設定で「メールを共有しない」というオプションを選択した場合でも、他の人が共有したメールを閲覧できます。
- Google Appsのパスワードを変更した時は、Zoho CRMの「Gmailの設定」画面でも同様の変更を行ってください。変更がされないと、見込み客/連絡先/商談ページからメールを閲覧できなくなります。
- 見込み客や連絡先にメールアドレスが登録されていない場合、各ページのメール欄には何も表示されません。
- また、見込み客や連絡先のメールアドレスを変更した場合、変更後のアドレスに関連したメールのみが一覧表示されます。変更前のアドレスに関連したメールは、Zoho CRM内で表示されなくなります。一方、Gmailアカウント内では、これらのメールを閲覧できます。
- Zoho メールオプションで設定したメールアカウントを変更した場合、変更前のアカウントで受け取っていたメールは表示されなくなります。一方GGoogle Appsアカウント内ではこれらのメールを閲覧できます。
- 無効化されたユーザーに対するメールは、リード、連絡先または商談のページでは表示されません。ただし、Google Appsで利用している個人のGmailアカウントでは、これらのメールを閲覧できます。